
子どもの臨床心理学に関わる学校不適応の問題(不登校問題、いじめ問題、ひきこもりの問題、非行など)、および、教育委員会とタイアップした不登校の未然防止のための総合施策の支援や教師のための電子メール相談による教師へのコンサルテーション、ソーシャルスキル教育に関わる研究を行うとともに、惨事ストレスでのPTSDを始めとする子どもの不適応の心理治療および教育支援研究など、教育臨床心理学の研究を行っています.
- 『学校でしかできない不登校支援と未然防止』(東洋館出版)
- 『不登校にしない先生・登校を支援できる先生』(明治図書)
- 『子どもの対人スキルサポートガイド―感情表現を豊かにするSST』(金剛出版)
- 『ソーシャルスキルの視点から見た学校カウンセリング』(ナカニシヤ出版)
知的・発達障害児(知的障害,ダウン症,LD,ADHD,広汎性発達障害)の心理・発達特性や支援方法に関する障害児心理学・臨床心理学的研究,および,学校不適応に関する教育診断・アセスメント法,相談・支援,指導法に関する教育臨床学的研究を行っています.
教育実践の概念・理論・歴史・現状・課題についての総合的研究,及び,教育の現代的課題とくに平和・人権・歴史問題,及び,学力問題についての総合的・実践的研究を行っています.
主に小学校教育実習において,事前・事後指導の内容と方法,基礎実習と応用実習を通した実習生の成長とそれを支えた要因についての研究を行っています.
主に、中学校・高等学校・中等教育学校における教育実習の研究と指導を行っています。特に、教育実習の学生のメンタルヘルス支援に関する研究を、附属学校や保健管理センター等と協力をして進めています。

「発達障害児・者の生涯発達と、その支援」を主たるテーマとして研究を行っています.
言語・コミュニケーションの発達に課題のある幼児・児童・生徒のアセスメントや支援のあり方について研究や実践を行っています.学校など関連機関と連携しながら,重複障害のある子どものコミュニケーション,知的障害や「ことばの遅れ」のある子どもの言語スキル,高機能自閉症や学習障害(LD)など発達障害のある児童・生徒の言語学習などを対象として,評価や支援方法の開発に取り組んでいます.語彙の芽ばえから文章理解,読み書きまで広くことばを扱うにあたり,支えとなる対人コミュニケーションや認知的スキルも重視しています.
特別ニーズ教育の分野における情報技術の効果的な活用や,そのために必要な基礎的な検討を行うことを目的として主に次の2点を中心とした研究を行っています.
乳幼児期の言語獲得に関与する知覚,認知,対人関係など諸要因の発達についての基礎的研究,アセスメント法の開発研究,及び,発達支援方法に関する研究を行っています.具体的なテーマは次の通りです.
教育,福祉,医療の分野における対人支援を,認知(行動)科学の立場から基礎づけ,支援方法の発達に寄与することを意図しています.具体的には健常者ならびに障害者を対象とする認知機能の解析,認知(行動)科学に基づく臨床技法の解析と再構築を研究しています.最近の成果に次のものがあります.

